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宮城県出身 / 石巻工業高等学校卒
平成 24 年 新卒入社
地元が石巻だったこともあり、「できるだけ近くで働ける場所を」と思って就職先を探していました。生活がかかっている以上、まずは給与や通勤距離といった現実的な条件が大事。そのときに見つけたのが栄喜工業でした。初任給が高かったことも決め手のひとつです。
当時は右も左もわからず、会社の雰囲気や仕事内容のことなんて、ほとんどイメージもできていなかったと思います。それでも、「近くで」「安定して」働ける場所がある。そう思ったとき、自然とこの会社を選んでいました。
入社して感じたのは、想像以上にフレンドリーな会社だったということ。現場に出てみても、誰とでも自然に会話ができる雰囲気があります。私はあまり話すのが得意な方ではありませんが、それでも居心地の良さを感じられる職場でした。
「ここで働いてる人たち、話しやすくていいな」と思えたことは、入社してよかったと思う理由のひとつです。

この仕事のやりがいを実感するのは、完成した構造物が実際に社会の中で使われているのを目にしたときです。通勤中に自分が携わった道路を走る時、橋を渡る時、ふと「あの時の現場が、こうやって形になったんだな」と思える。家族や子どもに「これ、パパが作ったんだよ」と伝えられる仕事って、そう多くはないと思います。
照れくさい気持ちもありますが、「すごいね」って言ってもらえることが、日々の励みにもなっています。
印象に残っているのは、石巻のある大規模な現場です。地下2階から地上3階までの構造物を扱う、難易度の高いコンクリート構造。スケールも設計も複雑で、気を抜ける瞬間が一切ない現場でした。
完成した瞬間の達成感は今でも忘れられません。一般の人からは見えないような部分でも、そこに自分の仕事が詰まっているという実感。それがこの仕事の醍醐味です。

土やコンクリートにまみれる「泥臭い仕事」というイメージを持たれがちですが、実際は頭もかなり使います。工程を組んだり、段取りを調整したり、構造を理解して効率よく作業を進めるためには、論理的な思考も必要です。もちろん、体力も必要です。私たち管理職も、現場の声を聞くためには一緒に動くことがあります。現場に立って初めて分かることも多い。だからこそ、現場と机上の両方を知ることが、この仕事には欠かせないと思います。
この仕事は、やればやるだけ経験が身になります。現場の規模も構造も毎回違うからこそ、飽きることがない。そして、現場が終わるたびに自分の中に新しい知識や技術が積み重なっていきます。
一人でできることは限られていますが、仲間と協力し、知恵を出し合って一つの構造物を形にする。その中で自分の役割を果たせることに、誇りと充実感を感じています。